ドライスーツのネックシールをそろそろ交換しなきゃ…と、情報収集に励んでいるとダイビング用ドライスーツのエントリーだけど『SI TECH: NECKTITE』というエントリーを見つけました。
ちょっと調べる…
メーカーサイト
ネックリングをドライスーツに接着して、ロッキングリングを使用してネックシールを固定するようで、ネックシール自体はラテックス以外にシリコーン製もあるようです。
シリコーン・ゴムは接着剤が付きにくいんですが、この方法なら使えますね。
で、冗談半分で mixi で「人柱募集!」とつぶやいてみたところ 手を上げる人若干名。確認をとるとマジらしい。パームのドライスーツを受け取りました。
ということで Neck Tite 購入。Neck Tite セットとシリコーン製ネックシールを1枚予備に購入して7千円ほど。
届いた Neck Tite を見るとネックリングが硬め。体に沿って曲がりそうもない。マニュアルを読むと 接着前に150度で20分加熱して、直径20cmの管に冷えるまで置いて曲げろと書いてある。“加熱はヒートガンを使うとしても、直径20cm の管?何がある”と思いつつ考える。
150度が平気となると金属かセラミックス。ヒューム管が頭に浮かぶけど、そんなもん家にあっても邪魔。植木鉢でも使おうかと思ってホームセンターへ。
長さは少し短いけれど運良く直径20.5cmのステンレス製のゴミ箱があったのでこれを使うことに。
で、曲げてみた。写真はないけど曲げた。確かに曲げた。
接着剤は…ウレタン系を使えと。普通ならアクアシールだけど、アクアシールは高い上に開封すると持たない。なので他を探すと…あった!
ドライスーツの首部分の開口部とネックリングの大きさが合わないのでドライスーツ側を切って拡げました。
でもって接着。下側にサイズを合わせたベニヤのリングを用意してダブルクリップで抑えます。
ネックリング、テーパー状になっていて外側に行くに従い薄くなります。なので浮かないようにと別のベニヤのリングで上からも抑えてさらにダブルクリップ。
薄手のビニールに覆われてるのははみ出した接着剤が妙なところに付かないための養生です。
で完全硬化の24時間を待って開けました。曲げたはずのネックリングが真っ直ぐに。
う~む、曲げた状態で接着しなければいけなかったようです。(←とっても難しいでしょこれ。)
インストレーションツールを使ってロックリングとネックシールを一緒にネックリングに挟み込んで完成。(でも向きと力の加減を間違えて1枚破いちゃった。)
で、この『SI TECH Neck Tite 』、人柱さんには悪いけど、ネックリングが硬くて自分のドライスーツに使う気にはならないかな。
ただ、耐候性のあるシリコーン製ネックシールは普段のメンテナンスで手を抜けるので非常に魅力的。
接着剤について調べるとシリコーンゴムが接着できるとする接着剤があるようです。
破いちゃったシリコーンゴム製ネックシールが手元にあるし、これがそれらの接着剤で付かないか確認しようと思います。
高価なパームのドライスーツを提供してくれた人柱さん感謝です!
あっ、今回のために買ったステンレス製のゴミ箱…もういらなくなったんだ…orz