暇つぶしのエントロピー

暇つぶしに何して遊んだか記録していく。少し続いたと思ってたら更新飽きた!最近は工作ブログになりつつある。

大井川鉄道の旅 (前編)

  • 11月
  • 28

11:32 pm 旅行

私はいわゆる鉄ちゃんじゃありません。

でも大井川鉄道が渓谷の隙間を走っているシーンをテレビで見て、行ってみたいと思ってしまったので 11月28~29日に行くことにしました。本当は紅葉の季節を狙ったんですが少し遅かったようで、今年は 11月13日~21日 ぐらいと見頃が短かったそうで、その見頃の翌週、強い風でみんな散ってしまったそうです。

大井川鉄道、調べると結構遠い。新幹線使えるけど使っても僅かな短縮にしかならないのでめったにしない列車の旅、「普通」で行く事に。しかも 南アルプスあぷとライン の始発のはずの千頭~奥泉間の運行が崖崩れがあって行われていません。その間はバスで代行運転が行われています。でもこの間、バスで10分なんですよ。でもあぷとライン線だと間に3駅あるんですよねぇ….

で調べていたら 大井川本線 にはSLが走ってる!….嫁にどうする?と聞かれたけれど、乗ると外から写真撮れないし、別にそんなに興味ないし、予約してそのせいで行動に制限がついてもイヤだから、タイミングよく乗れたら乗ってもいいけどわざわざ予約までして乗りたいと思わないと返事。宿以外の予約はしませんでした。

宿は接阻峡温泉の森林露天風呂。1泊7,350円。

旅のお供に『まっぷる』と『るるぶ』を探すも、どちらも4ページしか載ってない。そんなに何もないの?と思ったり、なくてもいいか?とも思ったけど、まっ、とりあえず『まっぷる』を前日購入。載っている4ページ部分を切り離してお供にする。

きょうのスケジュールはこんな感じ(結果だけど)。

07:10 本厚木 (小田急小田原線) 07:48 小田原
07:59 小田原 (東海道本線[普通]) 08:28 沼津
08:43 沼津 (東海道本線[普通]) 10:13 金谷
10:49 金谷 (大井川本線) 12:04 千頭
12:50 千頭 (バス) 13:30 寸又峡温泉
15:20 寸又峡温泉 (バス) 15:50 奥泉
16:30 奥泉 (南アルプスあぷとライン) 17:07 接阻峡温泉

実際には事前にでも直前でもなく、金谷駅についてから待ち時間を利用して今回の予定を決めました。

と、言っても考えることはそんなになくて
きょう、寸又峡温泉に行って明日、井川湖に行くか、
きょう、井川湖に行って明日、寸又峡温泉に行くか。

時刻表を引っかき回し、きょう、寸又峡温泉に行って明日、井川湖に行くことに。

で、金谷の大井川本線のホームのいわゆるキオスクを覗くと不思議な飲み物が。

しずおか茶コーラって?

飲んでみたら色に違和感ありまくりですが、味は普通のコーラ。原料を読むとお茶を使っているようですが色は天然色素の青色と黄色で作られてます。

2両編成の大井川本線

この車両、近鉄の車両らしい。Wikipedia にもよく似た写真が….

あっ!金谷隣りの新金谷でSLとすれ違う...

昼食、駅前のソバやっぽい店に。バスの時間まであまりないのでできるだけ早くでてきて欲しいのでよそってかけるだけなはず~と二人して同じメニューに統一してカレー頼んだけど、考えてみたらテーブル単位で料理作るよね。結局ぎりぎりになってしまいました。

寸又峡温泉。なんか雰囲気は大山とか丹沢とか。

曇天で透明感のない紅葉

『まっぷる』にあった『手造りの店さとう』で『名物山いも餅』を買い食い。

で、この寸又峡温泉、観光の名所でいろいろ見る物があるのかと思ったら、そんなことなくて『夢の吊り橋』しかない。そこは バスを降りて30分ほど歩いた先にある!で、そこに急ぐ。

『夢の吊り橋(笑)』

時間ないのに混雑中!吊り橋に!

しかも、結構低い! ちなみに前の人、びびってます!

結構な人数が1度に渡っます。1, 2, 3, …

でも 10人まで! えっ?

渡ったらバス乗り場まで結構本気の早歩きで戻ります。乗り遅れると宿に着けなくなるので。いや、マジで本気で早歩き。

寸又峡温泉、温泉に行かないなら行かなくていいよ。そんな感想でした。大層な名前の吊り橋がありますが、名前の方が勝ってます。

奥泉から南アルプスあぷとライン線に乗ります。日曜日のこの時間、しかも接阻峡温泉までの列車とあってお客さんは私ら以外のもう1組の計4名でした。

奥泉駅

ちっちゃい列車です。ディーゼル機関車で押していきます。でも運転席は前です。

アプト式機関車。こいつは電気機関車

アプトいちしろ駅で後ろに連結します。

真ん中に歯車のレール

車輪側の歯車

このアプト機関車、隣りの長島ダムで連結を外します。もっと長いことつないでるんだと思ってました。

ちなみに連結する際には車掌さんが表にでて見に来ていいよって言ってくれます。長島ダム駅で外す際には何も言ってくれませんでしたが、運転手まで降りちゃったので一旦外にでましたが、暗いのですぐに中に戻りました。

で、暗い中接阻峡温泉駅に到着….かと思ったら直前で信号機が赤。指令に問い合わせると接阻峡温泉駅で車両の入れ替えやってるらしい。しばらく待ってたら信号機が青、念のためと指令に問い合わせたら、『まだ待て』と。
何のタメの信号?と思いつつ待ってたら信号機の調子も悪かったらしい。接阻峡温泉の駅員さんたちが走ってきて青信号の下で青い信号を出してくれました。指令が「行っていいよ。でもゆっくりね。」で済む話なんじゃないのかなぁ。

そんなこんながあって接阻峡温泉に到着、駅前のきょうのお宿の森林露天風呂に行きました。

この森林露天風呂って宿は….1泊7,350円って値段でわかるように料理にそんな期待できません。でも鹿のお刺身や猪汁やイワナの塩焼きやむかごなど、趣のある料理でした。泉質は私はよくわかりませんが、嫁はめったにないくらいひじょ~~~に気に入った感じでした。


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